ローカル大会に行ってきました(2)

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3月1日付「ローカル大会に行ってきました(1)」
大会結果:3勝1敗、規定により2級認定
【収穫】
・冷静に打てた
→過去の大会では、勝敗に拘るあまり精神的に動揺することが多かったです。しかし今回は、全体として落ち着いた精神状態で対局に臨めました。二回戦で勝ちを拾えたのも、対局を放棄せず(投了せず)打ち続けたのが一因と言えます(少しみっともない面もありましたが)。
・勉強の成果?
→従来の勉強は「問題集を解く」「たまに対局する」の二つでした。今大会の前には棋譜並べを加えて、自分の視野を少しだけ広げることができました。地で先行する碁や大石を仕留める碁を打てたのは、趙治勲先生や加藤正夫先生の碁を並べたから……というわけではないでしょうね、さすがに。
・なんといっても、2級になれたこと
→3級認定を目標にしていましたが、望外の結果となりました。昨夏の大会で4級になれなかったことを考えると、躍進といえるでしょう。
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【反省点】
・やっぱり、碁はミスをしたほうが負ける
→(昨夏の大会の記事でも書いたことですが、)勝敗を決めるのは知識や手筋の差ではなく、どちらが大きなミスをするかだと感じました。負けた一回戦では優勢を感じていましたが、ウッカリが重なったのが敗因でした。
・一回戦に弱い?
→過去の大会を振り返ると、一回戦の成績は1勝4敗です。大会の雰囲気や対局行為に慣れていないせいか、時間の使い方に失敗したりウッカリしたりしているのです。今回も変わらず、三々入りで死んだり時間に追われてミスをしたりと、褒められる碁ではありませんでした。
大会の経験を積めば、少しは改善できるのかもしれません。
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【今後について】
・大会は、縁遠くなります
→次に出る大会は、今のところ決まっていません。4月からは色々と忙しくなりますので、碁に注げる力が減ると思われるからです。
とはいえ碁は私の趣味ですし、せっかく2級まで来たのですから、毎日少しずつでも勉強していきたいです。
というのも……話がずれるので今回は書きませんが、どうしても初段になりたい理由があるのです(機会があればいずれ書きます)。
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【余談】
・和やかな大会
→たとえば市ヶ谷本院の大会ですと、勝負に辛い雰囲気があるので緊張を強いられることがあります。しかしこのローカル大会は常に和やかな雰囲気があり、参加者からは「碁を楽しむ」という姿勢を感じ取りました。
なお筆者の周囲には3級申請者が多くいて、高校生が手筋を解説するのを妙齢のご婦人が熱心に聞き入り、半ばオッサンの筆者が話に加わり、小学生が高校生にツッコミをいれ、高校生がツッコミ返す――という構図がいつの間にかできていました(筆者は、この三人とは初対面でした)。
・小学生、強し
→この大会の閉会式では、全勝者が表彰されます。対象者は名前を呼ばれるて舞台下に並ぶのですが、小学生の多いこと。見た目でしか推測できませんが、全勝者の半分強は小学生と思しき子どもでした。