「宝酒造杯・東京大会(2)」に行ってきました・その4

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8月30日付「その1」
8月31日付「その2」
8月31日付「その3」
大会結果:2勝3敗により、4級認定ならず
【反省点】
・対局中に動揺し、対局後も気持ちの切り替えができなかった
→ミスをしたときに気持ちが動揺するだけでなく、表情や所作に現れてしまいました。また敗局後は自分を責めてしまい、良い形で次局に臨めませんでした。
・大会前のモチベーション低下
→実は、大会三週間前から勉強や対局が殆どできずにいました。一日あたりの勉強量(問題集の)を増やしてみたのですが、かえって面倒くさくなって中断してしまったのです。また「幽玄の間」の対局も、負けたときのことを考えるうちに腰が引けてしまい、打てずにいました。
・単純な棋力不足
→前項と関連します。特に、死活や攻め合いの見落としが頻発しました。
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【収穫】
・「碁は、ミスをしたほうが負ける」と認識
→同じ4級申請者と打ったせいか、実力は大差なかったように思います。そうなると勝敗を決めるのは特別な知識や手筋ではなく、ミスをするか否かという要件が大きいと感じました。勝った2局は相手のミスによりますし、負けた3局は自分のミスが原因でしたので(もし相手がミスをしなかったら、全敗したかもしれません)。
・4級は、手の届くところにある
→今回、4級申請者相手に戦えるかどうかという不安はありました。しかし内容はどうあれ2勝3敗という成績でしたので、もう少し頑張れば4級になれそうだという展望はもてました。
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【次の大会にむけて】
・日々、少しずつ勉強
→手筋や詰碁などの問題集は、一日10〜20問の分量で毎日必ず取り組みます。本当は量も大事ですが、まずは継続することが大事だと痛感したからです。
・精神面の弱さを克服するには
→今のところ、これという答えは見いだせていません。しかし手掛かりとして、次の二つが挙げられます。(1)定期的に対局する(2)かつての成功体験(囲碁ではなく)をもとに、落ち着いた精神状態をイメージする。
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【余談】
・高校生ではありません
→今回に限らず、囲碁の大会は年配の方が多いように思います。その中に私のような者がいると実年齢よりも若く見られるらしく、「あなた高校生?」と言われてしまいました。本当は大卒の社会人なんですけどね。
・写真を撮られました(2回)
→かつて大会に参加したときは、上下スーツという服装でした。しかし今回は思うところあって、某サッカー選手の似顔絵が描かれた黄色いTシャツを着ました。
囲碁大会にサッカーのTシャツを着る物好きな参加者が目に留まったのか、大会の某スタッフと某参加者に声をかけられて写真を撮られました。スタッフには「M選手のファンなんですか?」と聞かれましたので、「そうではなくて、イラストを描いている方のファンなんです」と答えました。また某参加者は「黄色いシャツっていいよね〜」と言いつつ、本人もサッカー・ブラジル代表のレプリカユニフォーム(黄色)を着ていました。
そんなシャツを着ているから、高校生と思われたのかもしれませんが……。こんど大会に参加するとき(来年2月か3月)は、服装を再考してみます。