「宝酒造杯・東京大会(2)」に行ってきました・その2

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8月30日付「その1」
前回までの経過:1勝1敗(残り3局、4級認定まであと2勝)
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【昼休み】
宝酒造杯」はイベントが多く、昼休みの時間は各コーナーが賑わっていました。
まずは主催者ならではの「試飲コーナー」。何種類かのお酒が飲めるとあって参加者が列をなす盛況ぶりでしたが、私は午後の対局を考えて飲まずにいました。ただもしかしたら、碁と同じぐらいにお酒が目当ての方もいらっしゃるのではないか……とも。まあ大会の楽しみ方は人それぞれですが。
試飲以上の盛り上がりを見せたのは「詰碁クイズ」。詰碁、格言、商品クイズ、利き酒(!)の計6問が出題されました。解答すれば必ず景品(アルコール飲料または天然水)がもらえるとあって、皆さん(私も)必死になって用紙に書き込んでいました。
その解答用紙と一緒に配られたのは、「審判長サイン会」の応募用紙。今回の審判長・吉原由香里先生の色紙が抽選で当たるとのことです。
とはいえ、当選者5人に対して参加者は約1300名です。当たるとは思えないけれどとりあえず応募だけしておこう、ということで抽選箱に入れておきました。
【三回戦・W4級:白番
本局の前に、スペシャルゲスト・高尾紳路先生を迎えてのプレゼント抽選会がありました。曰く、「三星杯で皆さんに良い報告をしたかったのですが負けてしまいまして……今日は試飲コーナーで飲んでいました」〔筆者まとめ〕。会場が笑いに包まれたのは言うまでもありません。
結局抽選は外れましたが、近くの席の方が『定石事典』に当選しました。これで気を良くしたのか、氏は三回戦を勝ったようです。
さて、1勝1敗で迎えた本局。相手のW氏は碁会所に所属しているのか、記録用紙兼応募ハガキに「○○塾」とありました。
実は本局、殆ど記憶がありません。眠気と頭痛とに襲われ、いま一つ集中できなかったのです。そんな状況で良い碁を打てるはずもなく、気がつくと3か所の石が殺されるという大変な碁になってしまいました。こちらのミスで大差の碁になってしまったため、終局後に「すいませんでした」と謝りました。
結果:78目半差負け
このW氏は宝酒造杯に何度か参加されているらしく、「昨年は山下敬吾先生がいらっしゃって……」などいろんな話をしていただきました。そんな折に審判長の吉原先生が近くにいらっしゃったので、「あなた一緒に撮ってもらいなさい、私は昨年の大会で撮ってもらったから……」と勧められ、W氏の撮影で吉原先生との写真を撮っていただきました(私、カメラを持参していました)。
吉原先生との思わぬ交流(?)は嬉しかったのですが、成績は1勝2敗となりました。級位認定にむけて、もう負けられません。
(以下、次回)