5年前の対局(対局6)

まんがタイムきららMAX」1月号の「みことの一手!」に、棋譜に関する描写がありました。
そういえば……ということで自分の碁罫紙を久々に見たところ、昔の棋譜が出てきましたので紹介します。囲碁将棋部の元部員同士の一局ですが、我々の実力がどれほどのものだったかが判るはずです。

2009年12月某日、某県某市
●友野(tmn440)・元副主将‐○川西・元主将(互先、コミ6目半)

途中図1、25手(●P5)まで
アゲハマ:黒1
○24(Q5)

黒の三連星まではよいとしても、いきなり三々入り(○6:Q3)です。ある程度囲碁を知っている方ならこの段階では打たないはずですが、彼(川西)はこの手を好んでいました。付け加えますと、当時はこれで結構勝っていたのです。
さて三々入りをされた側としては定石を打って場を収めればよいところ、●11(M4)と打ったので余計に盤面が荒れてしまいました。すでに、右上隅の黒六子が窮屈です。
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途中図2、50手(○S4)まで
アゲハマ:黒2
○12(R4)、○24(Q5)

正直なところ、色々と説明に困る場面です。特にわからないのが●33(N8)で、なぜこう打ったのかが我ながら思い出せないのです(強いて言うなら白六子への包囲網を作るつもりだったか)。
さてこの対局を再現するにあたって、次の手が見つからずに途方に暮れる場面が何度かありました。対局時は一生懸命だったのですが、今となっては「そんな手は絶対に打たない」という碁が展開されたからです。
したがって、本局については途中図2(50手)まで紹介します(まさかとは思いますが、続きを知りたいという方はコメント欄でその旨をお伝えください)。