「布石を……」

世界一やさしい布石と定石 (囲碁人文庫シリーズ)

新・早わかり 布石小事典―得意の型が身につく

５日に市ヶ谷遠征した際、売店で買いました。序盤というものが本当によくわからないので、一助としたかったのです。
ところで、『小事典』の中に興味深い文章を見つけましたので、紹介します。

　これまで、布石を「型」として一通り紹介してきましたが、実際問題、なにも型にとらわれる必要はありません。
　〔略〕プロは生活がかかっているのでやたらに冒険はできませんが、みなさんはアマの特権を大いに発揮し、布石を大いに楽しんでください。
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（『布石小字典』229ページ）

啓蒙された気分でした。最近は勝ち負けに拘るあまり、「勝つために布石を身につけなければいけない」と思っていました。しかし布石を知るのは勝つためだけではなく、碁を楽しむためでもあるという考え方を、この文章は教えてくれたのです。
来週の大会までに布石がどれだけ身につくかは未知数ですが、楽しみながら勉強していきます。