「ひかるくん」vs.「○○○(Lv.3)」(対抗戦・2)

7月25日、「囲碁九路盤ゲーム」vs.「Go-Up!」対抗戦
第一回戦・第1局


黒・「ひかるくん」‐白・「○○○(Lv.3)」(コミ5目半、日本ルール)

第一譜、○30(I8)まで
アゲハマ、なし

友野「囲碁ファンの皆さん、こんにちは。はてなダイアリー「幽玄日記」では本日から、囲碁九路盤ゲーム」vs.「Go-Up!」対抗戦の対局をお送りします。聞き手は山西と友野、解説は飯塚先生、ツッコミは野田です」
野田「おいっ!!」
飯塚「うーん、あながち間違いではない」
友野「さて今回は第一回戦「ひかるくん」vs.「○○○(Lv.3)」ということですが……これ先生、入門者向けのキャラ同士の対局となりました」
飯塚「うん、初めて打つ人を想定した棋力だから、初々しいというか可愛いというか、そういう碁が見られると思うね」
友野「ということで30手までの途中図を御覧いただきましょう。……先生、意外と言っては失礼ですが、まともな展開ですね」
飯塚「うん。中央と辺とに綺麗に分かれたし、極端な悪手も見当たらないね」
友野「今後の展開としてはどうでしょう、ある程度境目が定まっていますのでヨセ勝負となるでしょうか」
飯塚「そうだね、ただ黒が少し狭いから上手く打ちまわしたいね」


終局図、○58(I7)まで
アゲハマ、黒1(○32:G9)
パス:白54、白56


白番、6目半勝ち
(中国ルール:白番、6目半勝ち)

友野「ということで手数が少ないので一気に終局図となりましたが、これは白が押し切ったということでしょうか」
飯塚「うん、10手目までの布石を上手く進めたのが勝因じゃないかな。○32でミスをしたけど、コミもあって危なげなかったよ」
友野「逆に黒は、中央で地を得られなかったのが誤算でしたか」
飯塚「そうだね、●1から●9まで中央に布いたけど、小さく固まってしまったかな」
友野「先生、ありがとうございました。それでは続いて、第2局の模様を御覧いただきましょう。」


第一回戦・第2局


黒・「ひかるくん」‐白・「○○○(Lv.3)」(コミ7目半、中国ルール)

第一譜、●15(C4)まで
アゲハマ、なし

山西「先生、これは……」
飯塚「うん、勝負は決まったね」
野田「おいっ!!!」
飯塚「うーん、中央から左は黒地になりそうだからね。コミを出しても大丈夫だろう」


終局図、●55(D7)まで
アゲハマ、白2(●39:A2、●45:B5)
パス:黒43、黒53


黒番、17目半勝ち
(日本ルール:黒番、20目半勝ち)

飯塚「うーん、白も頑張った」
野田「おいっ!!!!」
山西「先生、左上の白は一眼しかないですね」
飯塚「そうだね、B5もA2も地にはならないから」
山西「○44で眼を確保したときは逆転かと思いましたが」
飯塚「うん、しかし「ひかるくん」は一眼になることをわかっていたようだ」
山西「入門者向けのキャラ同士ですが、見どころのある対局となりました。先生ありがとうございました」

第1局:白勝ち
第2局:黒勝ち

第一回戦の結果:引き分け


友野「今回の対抗戦の棋譜は、「Go-Up!」上で一部を公開いたします」
山西「一部なのか」
友野「そう、黒番(「九路盤〜」側)が勝った棋譜は誰でもアクセスできるんだけど、負けた棋譜は対局アカウントの所有者しか見られないから」
山西「そうか……って、アカウントはどうしたんだ」
友野「丁度いいのがあったから使った。「viola18」だよ」
野田「ほう……?」
山西「そんなのあったか?」
友野「だいぶ前に、「超々弩級を倒したと思ったら新しいアカウントになっていた」っていうのがあったでしょ」*1
山西「あー、あれか」
友野「ちょっとだけ対局を重ねて、Lv.12も対局できるようにした。普段のアカウントを使おうかと思ったけど、正体がバレるのも気分のいいものじゃないから」
山西「とっくにバレてるだろ」
友野「それもそうか」
野田「おいっ!!!!!」