「助っ人」vs.「○。○○(Lv.12)」プロローグ(対抗戦・7)

野田「友野はどこ行ったんだ」
山西「さあ、これから第四回戦だというのに」


謎の男「こんにちは」


山西「……」
野田「……」
山西「……どちら様で?」


謎の男「私の名前はMr.X、ただの囲碁ファンです」


山西「そうか。で、何がしたいんだ友野?」
Mr.X「……登場してすぐにバラさないでくれる?」
野田「おいっ!!」



Mr.X「さて、第四回戦についてですが」
飯塚「うーん、これは珍しい方がいらっしゃったな」
野田(……気づいてるんだよな?)
山西(気づいてるんだろうな……)
Mr.X「引き分け続きの対抗戦に決着をつけるべく、日本棋院が本気を出しました。しかも今回は、棋界の名伯楽と呼ばれるプロ棋士とタッグを組み、あの助っ人を送り込んで来ました」
野田「……名伯楽って誰だよ」
飯塚「うーん……」



わが天才棋士・井山裕太

わが天才棋士・井山裕太

※商品はイメージです。



飯塚「うん!?」
山西「まさか!?」
野田「お、おいおい……!!」
Mr.X「それでは発表します、第四回戦の選手はこちらです!」




















Mr.X「第四回戦の助っ人は……
ファミコン囲碁入門」!!」
山西「マジか!?」
野田「おいっ!!!!!!!」